フレデリック・フォーサイス

フレデリック・フォーサイス(2025613日作成)


 世界的なベストセラー作家でスパイ小説の第一人者のフレデリック・フォーサイス氏が
6月9日に86歳で亡くなりました。
 フォーサイス氏は空軍パイロット、ロイター通信の海外特派員、BBC放送の記者を経て作家となり1971年にドゴール大統領暗殺未遂事件を描いた『ジャッカルの日』で衝撃的デビューを飾ります。
 その他『オデッサ・ファイル』『悪魔の選択』『神の拳』等、どの作品も大ベストセラーとなりました。
 実在の人物に対する緻密な取材とドキュメンタリータッチな文体は、ミステリーファンのみならず多くの小説家も虜にしました。
 【コスモポリタン】1987年11月号では、若き日の東野圭吾氏が「ミステリー傑作選 この小説には論理的矛盾がないし、人物の書き込みがすごい。もう完璧ですよ フォーサイス『ジャッカルの日』」という記事タイトルでベスト1に選んでいます。
 【週刊プレイボーイ】197235日号の記事「奇跡のベストセラー作家、フレデリック・フォーサイス36才のすべて」では、柴田錬三郎氏がヨーロッパ行の飛行機の中でたまたま『ジャッカルの日』を読んで大感激、旅行の予定を変更して作品に登場するホテル・マジェスティックに宿泊先を変更し、小説ゆかりの地を訪ねたことが紹介されています。
 日本での活躍は多岐に渡っており、1980年代には紳士服のダーバンのCMにアラン・ドロンの後をついで広告キャラクターとして起用されて話題を呼びました。
 新作の出版キャンペーンで来日した際は多くの雑誌取材を受け、海外のベストセラー作家としては珍しく「阿川佐和子のこの人に会いたい」「マリコのここまで聞いていいのかな」の対談ゲストとして登場しています。
 演劇雑誌の『レプリーク』ではガストン・ルルー原作の『オペラ座の怪人』の続編をフォーサイス氏が新たに執筆した『マンハッタンの怪人』について劇団四季・取締役の安倍寧氏と対談しました。
 オウム真理教のテロ事件についても検証を行い、【文藝春秋】19957月号「日本とカルト集団 なぜ世界一安全な国でサリンが撒かれたのか。2大作家が徹底検証 麻原の壮大な計画」ではオウムの特異性と日本人の暴力性について自説を述べています。
 2015年には自伝『アウトサイダー』で英国の諜報機関MI6の協力者として20年以上活動していたことを公表し、大きな話題を呼びました。

今回はWeb OYA-bunkoのフレデリック・フォーサイスの人名索引全148件から選択して31件を紹介します。 

※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。どうぞご利用下さい。

1.目録
記事種類
タイトル
人物スポット 1作で億万長者になった英国人
発言者
雑誌名
週刊朝日
発行日
1973年08月24日
ページ
35先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
2.
記事種類
タイトル
奇跡のベストセラー作家、フレデリック・フォーサイス36才のすべて 精緻な構成、破格の取材…『ジャッカルの日』『オデッサ・ファイル』で世界が刮目!
発言者
雑誌名
週刊プレイボーイ
発行日
1974年03月05日
ページ
56-58
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
3.目録
記事種類
書評
タイトル
「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」
発言者
常盤新平
雑誌名
中央公論
発行日
1974年04月
ページ
176先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
4.目録
記事種類
書評
タイトル
「戦争の犬たち」膨大な資料で築く虚構のサスペンス
発言者
各務三郎
雑誌名
週刊サンケイ
発行日
1975年03月13日
ページ
75先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
5.目録
記事種類
タイトル
「ジャッカルの日」のフォーサイスが作戦・指揮したマシアス政権転覆計画 フォーサイスを行動に駆り立てた幻のビアフラ共和国
発言者
雑誌名
週刊朝日
発行日
1978年05月05日
ページ
20-26先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
6.目録
記事種類
タイトル
BOOK Hunting フォーサイスの本は、なぜ30年後には読まれなくなるか?
発言者
片岡義男
雑誌名
Number
発行日
1980年04月20日
ページ
122-123先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
7.目録
記事種類
書評
タイトル
私の読書室 「悪魔の選択」角川書店
発言者
大島渚
雑誌名
素敵な女性
発行日
1980年05月
ページ
368-371先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
8.目録
記事種類
書評
タイトル
バトルロイヤルWHO’S WHO 「ビアフラ物語」角川選書
発言者
雑誌名
週刊プレイボーイ
発行日
1981年07月21日
ページ
123先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
9.
記事種類
タイトル
ドロンを追い越せ 新しい顔に“ジャッカル”F・フォーサイスを選んだ「ダーバン」ゼニ儲けのセンス ※他、“いまCFに出演中の外人タレント”一覧
発言者
雑誌名
週刊読売
発行日
1981年12月27日
ページ
148-150
備 考
‖アラン・ドロン[俳優]‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖外国人タレント,広告モデル,コマーシャルタレント,CFモデル,CMガール,CMタレント,CMモデル,モデル,ダーバン
10.目録
記事種類
グラビア
タイトル
推理作家の発想工房
発言者
雑誌名
文藝春秋
発行日
1982年09月
ページ
巻中先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
11.目録
記事種類
タイトル
「次作の舞台はニッポン」 「ジャッカルの日」の作家フォーサイスの来日
発言者
雑誌名
FOCUS
発行日
1983年01月21日
ページ
56-57先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
12.目録
記事種類
書評
タイトル
「ハイディング・プレイス」フジテレビ出版
発言者
江川卓
雑誌名
週刊文春
発行日
1984年05月10日
ページ
132-133先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
13.目録
記事種類
書評
タイトル
文春図書館 本年度ベスト1? 強烈な世界観+細部のリアリティ「第四の核」角川書店
発言者
古森義久
雑誌名
週刊文春
発行日
1984年09月27日
ページ
149-150先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
14.目録
記事種類
タイトル
「日本人はソ連の本当の怖さを知らない」
発言者
フレデリック・フォーサイス
雑誌名
現代
発行日
1985年03月
ページ
382-391先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖ソビエト連邦,ソ連,ロシア
15.
記事種類
書評
タイトル
BOOKS ミステリー傑作選 この小説には論理的矛盾がないし、人物の書き込みがすごい。もう完璧ですよ フォーサイス『ジャッカルの日』
発言者
東野圭吾
雑誌名
コスモポリタン
発行日
1987年11月
ページ
68
備 考
‖東野圭吾[作家]‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
16.
記事種類
インタビュー
タイトル
「ジャッカルの日」のフォーサイス氏 日本も情報収集の網を世界に広げなくてはね
発言者
フレデリック・フォーサイス
雑誌名
AERA
発行日
1989年06月06日
ページ
26-27
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
17.
記事種類
対談
タイトル
警告対論 「日本人はなぜ、BADネゴシエイターなのか」
発言者
フレデリック・フォーサイス/佐々淳行
雑誌名
SAPIO
発行日
1989年06月22日
ページ
16-19
備 考
‖佐々淳行[評論家]略歴‖フレデリック・フォーサイス[作家]略歴‖国民論,日本国民,日本人研究,日本人論
18.
記事種類
書評
タイトル
中公読書室 著者の現代世界の“見方”には一晩をささげても損はない フレデリック・フォーサイス『ネゴシエイター』上・下
発言者
青木保
雑誌名
中央公論
発行日
1989年08月
ページ
418-419
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
19.
記事種類
対談
タイトル
共産主義を捨てた鄧小平とゴルバチョフの戦いが始まる!
発言者
フレデリック・フォーサイス/石原慎太郎
雑誌名
SPA!
発行日
1990年03月28日
ページ
14-17
備 考
‖石原慎太郎[政治家,東京都知事,作家]‖フレデリック・フォーサイス[作家]略歴‖
20.
記事種類
インタビュー
タイトル
F・フォーサイス単独インタビュー ゴルバチョフ暗殺計画は2度あった
発言者
雑誌名
週刊朝日
発行日
1990年03月30日
ページ
20-24
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
21.
記事種類
タイトル
父が読む朝刊で、“世界”に目覚めた少年は… 小説よりも奇なる半生
発言者
雑誌名
ELLE JAPON
発行日
1990年05月20日
ページ
28-31
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
22.
記事種類
書評
タイトル
BOOK review 最近読んだ本 フレデリック・フォーサイス『騙し屋』角川書店
発言者
井口泰子
雑誌名
週刊読売
発行日
1992年02月02日
ページ
113
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
23.
記事種類
対談
タイトル
阿川佐和子のこの人に会いたい 56回 政治家の語る湾岸戦争なんて信じられるか
発言者
F・フォーサイス/阿川佐和子
雑誌名
週刊文春
発行日
1994年06月30日
ページ
80-84
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
24.
記事種類
インタビュー/書評
タイトル
熱血書想倶楽部 終わりなき世界戦争 「もし独裁者が“最終兵器”を手に入れたら…」 『神の拳』角川書店『ジャッカルの日』角川文庫
発言者
フレデリック・フォーサイス
雑誌名
SAPIO
発行日
1994年07月14日
ページ
62-64
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
25.
記事種類
対談
タイトル
始まった金日成との対話。それでも核疑惑は根本的に解決されない アメリカが北朝鮮に鉄拳を振るうとき
発言者
フレデリック・フォーサイス/小川和久
雑誌名
プレジデント
発行日
1994年08月
ページ
272-276
備 考
‖小川和久[軍事アナリスト]‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
26.
記事種類
タイトル
日本とカルト集団 なぜ世界一安全な国でサリンが撒かれたのか。2大作家が徹底検証 麻原の壮大な計画
発言者
フレデリック・フォーサイス
雑誌名
文藝春秋
発行日
1995年07月
ページ
194-199
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
27.
記事種類
インタビュー/グラビア
タイトル
PeOPLe これを最後に引退するという最新作『イコン』でロシア大統領の死を予言するフレデリック・フォーサイス
発言者
フレデリック・フォーサイス
雑誌名
週刊ポスト
発行日
1996年12月20日
ページ
270-271
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]略歴‖
28.
記事種類
対談/書評
タイトル
マリコのここまで聞いていいのかな 12回 スパイでも傭兵でも殺人鬼でもない小説を書くのは私には大変でした ※『オペラ座の怪人』続編の『マンハッタンの怪人』
発言者
フレデリック・フォーサイス/林真理子
雑誌名
週刊朝日
発行日
2000年03月24日
ページ
42-46
備 考
‖林真理子[作家,エッセイスト]連載‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
29.
記事種類
書評
タイトル
面白い本が読みたい! フォーサイス流は怪人も人の子か フレデリック・フォーサイス『マンハッタンの怪人』角川書店
発言者
ドリアン・T・助川
雑誌名
鳩よ!
発行日
2000年05月
ページ
60-61
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
30.
記事種類
対談
タイトル
ファントムの舞台はパリからニューヨークへ 安倍寧×フレデリック・フォーサイス ※『マンハッタンの怪人』について
発言者
安倍寧/フレデリック・フォーサイス
雑誌名
レプリーク
発行日
2000年06月
ページ
41-43
備 考
‖安倍寧[音楽評論家]‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖
31.
記事種類
書評
タイトル
文春図書館 今週の必読 フレデリック・フォーサイス『アウトサイダー 陰謀の中の人生』KADOKAWA スパイ小説の大家の鮮やかな自伝
発言者
手嶋龍一
雑誌名
週刊文春
発行日
2017年03月02日
ページ
140
備 考
‖フレデリック・フォーサイス[作家]‖

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