佐藤愛子

 雑誌の図書館 大宅壮一文庫が提供する雑誌記事索引データベースWeb OYA-bunko」収録索引を毎週1テーマ紹介します。

佐藤愛子(20265月22日)

 作家の佐藤愛子さんが429日に102歳で亡くなりました。映画にもなったエッセイ『九十歳。何がめでたい』が年間トップセラーになったのは2016年でしたが、佐藤さんはその後も雑誌記事に数多く登場しました。

 大宅壮一文庫の索引データで一番古いものは『週刊読売』196369日号で、小説『ソクラテスの妻』がその月の『文学界』“今月の同人雑誌推薦作”として掲載されたことについてのインタビュー記事です。

「男というものの全部が全部、無批判に夫に同調している妻を、貞女の鑑(かがみ)のようにほめそやすのを見ると、バカバカしいやら胸くそが悪いやらで、横を向いてツバを吐き捨てたくなるのです。」と、バッサリと時代の男性たちを斬った文章が紹介されています。

 佐藤さんが小説を書き始めてから20年間で“うまい文章”を追求してきた体験が『週刊言論』196986日号の「私の文章修行」という記事の中に綴られています。「“表現する”ということの中に、自分をよく見せたいという心が動いたとき、その表現は正確さを失う。その意味で正確にものを書くということは、人間が大きくならねば出来ぬことであることがやっとわかった。(略)よい文章を書くということは、自分を理解してほしいと思う心ではなく、自分以外のものを理解しようとする心ではないだろうか」

 佐藤さんの文章の切れ味鋭さは、対象そのものを正確に理解しようという徹底的な姿勢から生まれたものなのだということがわかります。

 『MORE19786月号で佐藤さんをインタビューした落合恵子さんの感想にある、

「佐藤さんは、男まさりの女性のようにおっしゃるかたがいる。とんでもないことだ。(略)女であることを拒絶せず、女であることに甘えず、“自然に生きる”佐藤さんの姿勢こそ、女の中の女、女の中の大人といった感じがする。」という言葉は、その通りだと思います。

 今回は100歳を迎えた頃や作家デビューした頃のものを中心に、30件の記事索引を紹介します。



※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。どうぞご利用下さい。

※教育機関・公立図書館向けにデータベースWeb OYA-bunko」の無料トライアル(1か月)を提供しております。どうぞご利用下さい。


 
1.
記事種類
タイトル
百寿を超えて 娘や孫からは、完全に老婆扱いです
発言者
佐藤愛子
雑誌名
婦人公論
発行日
2025年02月
ページ
62-63
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族‖
2.
記事種類
インタビュー
タイトル
佐藤愛子 ぼけていく私。 100歳の作家が至った境地 好評第2弾! 「長生きの秘訣?わがままがすべてですよ」 どんな育ちをしたって、100歳になればひとりぼっち ※娘・杉山響子と孫・杉山桃子のインタビューあり
発言者
佐藤愛子/矢部万紀子
雑誌名
週刊文春WOMAN
発行日
2024年07月11日
ページ
108-115
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族、略歴‖
3.
記事種類
インタビュー
タイトル
「人生後半」はこわくない 佐藤愛子 ぼけていく私。 100歳の作家が至った境地 私はもうこうなんだから、許してもらうよりしょうがないわ 本当にしみじみ姉が懐かしいです。 励まされようなんて思った時点で、だめ。
発言者
佐藤愛子/矢部万紀子
雑誌名
週刊文春WOMAN
発行日
2024年04月11日
ページ
18-25
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
4.
記事種類
インタビュー
タイトル
[巻頭インタビュー] 作家 佐藤愛子さん 憎まれ口をたたいて気が付けば100歳。あとは成るようにしか成らん! 100歳まで生きてきていざ死が近付いてくると、あれこれ考えたってしょうがないんです
発言者
佐藤愛子
雑誌名
ハルメク
発行日
2024年03月
ページ
8-11
備 考
‖佐藤愛子[作家]略歴‖
5.
記事種類
インタビュー
タイトル
100歳インタビュー 佐藤愛子(作家) 忘れることは、死に支度 100歳。誕生日もヘチマもありませんよ ※エッセイ『思い出の屑籠』中央公論新社
発言者
佐藤愛子
雑誌名
婦人公論
発行日
2023年11月
ページ
64-67
備 考
‖佐藤愛子[作家]略歴‖
1.
記事種類
タイトル
シリーズ人間 129回 直木賞作家・佐藤愛子さんの借金2400万円返済奮戦記 夫の会社の借金を女手一つで引き受けて今日もケンカで日が暮れる
発言者
雑誌名
女性自身
発行日
1969年11月29日
ページ
48-54
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族、金‖
2.目録
記事種類
タイトル
私の文章修業 前途遼遠
発言者
雑誌名
週刊言論
発行日
1969年08月06日
ページ
70先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
3.目録
記事種類
タイトル
「直木賞困った」佐藤愛子さん
発言者
雑誌名
週刊文春
発行日
1969年08月04日
ページ
124先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
4.目録
記事種類
対談
タイトル
やァこんにちは
発言者
佐藤愛子/近藤日出造
雑誌名
週刊読売
発行日
1963年11月03日
ページ
32先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
5.目録
記事種類
タイトル
私はソクラテスの“妻”です
発言者
雑誌名
週刊読売
発行日
1963年06月09日
ページ
42先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
1.
記事種類
対談
タイトル
阿川佐和子のこの人に会いたい 1577回 物書きの端くれ 杉山響子 母のことを「クソババア」と思っている今書くのが正解だと思ったんですよ。 ※母・佐藤愛子について綴った新刊が話題沸騰中
発言者
杉山響子/阿川佐和子
雑誌名
週刊文春
発行日
2026年03月26日
ページ
118-123
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族‖杉山響子、糸杉紗衣[作家]家族、略歴‖
2.
記事種類
タイトル
創刊100周年記念企画 文藝春秋と私 「ドタバタ昭和探訪記」 ※菊池寛が亡くなった時の父のつぶやき、直木賞の受賞、文藝春秋からの最初の仕事は社会探訪記、大阪万博では孤独だった、他
発言者
佐藤愛子
雑誌名
文藝春秋
発行日
2022年02月
ページ
242-249
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族‖総合雑誌,「文藝春秋」
3.
記事種類
タイトル
寂聴先生さようなら 波瀾の一生を支えた無邪気さ ※瀬戸内さんの親友・河野多惠子さんの思い出も明かす
発言者
佐藤愛子
雑誌名
週刊朝日
発行日
2021年11月26日
ページ
14-16
備 考
‖佐藤愛子[作家]人脈‖瀬戸内寂聴、瀬戸内晴美[作家,尼僧]人脈、訃報‖
4.
記事種類
タイトル
平成29年回顧 話題の人の「独白録」 ベストセラー。何がめでたい ※愛子節が冴える、今思うことから執筆中の次回作まで
発言者
佐藤愛子
雑誌名
新潮45
発行日
2017年12月
ページ
38-43
備 考
‖佐藤愛子[作家]略歴‖
5.
記事種類
タイトル
ペン一本で生きて 作家・佐藤愛子93歳の肖像 言葉と対峙する書斎拝見 ここに座ると、書かずにはいられないのです
発言者
佐藤愛子
雑誌名
婦人公論
発行日
2017年07月25日
ページ
131-134
備 考
‖佐藤愛子[作家]家‖
6.
記事種類
タイトル
ペン一本で生きて 作家・佐藤愛子93歳の肖像 娘と孫が語る「世にも奇妙な年賀状づくり」 大まじめにふざける。それがわが家の“掟”でしょうか ※佐藤家女3代の年賀状アルバム
発言者
杉山響子/杉山桃子
雑誌名
婦人公論
発行日
2017年07月25日
ページ
135-137
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族‖杉山響子、糸杉紗衣[作家]家族‖
7.
記事種類
タイトル
人気沸騰!佐藤愛子の世界 総力特集14ページ! ※本人語り下ろし半生記、自薦傑作、ピーコと勝目梓と有馬稲子の談話、年表、大矢博子による名言で読むブックガイド、読書会ルポ、他
発言者
佐藤愛子/ピーコ/勝目梓/有馬稲子/大矢博子/他
雑誌名
週刊文春
発行日
2017年04月06日
ページ
154-167
備 考
‖佐藤愛子[作家]人脈、略歴‖
8.
記事種類
タイトル
作家の手紙 私の宝もの 室生犀星の手紙 ※サトウハチローと福士幸次郎がよく犀星家へ物を借りに行ったエピソード、進呈した処女本について感想の手紙
発言者
佐藤愛子
雑誌名
オール読物
発行日
2013年05月
ページ
254-256
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族、人脈‖室生犀星[詩人]人脈‖
9.
記事種類
タイトル
語りおろし 変な人たち 我が人生の愛すべき男と女 ※遠藤周作、川上宗薫、北杜夫、色川武大、中山あい子、吉行淳之介、宇能鴻一郎など
発言者
佐藤愛子
雑誌名
オール読物
発行日
2011年11月
ページ
22-35
備 考
‖佐藤愛子[作家]人脈‖
10.
記事種類
タイトル
特集 ほんとうの戦争の話 焼け跡からはじまった ※男が役に立たなくなった焼け跡から女は底力を発揮した、戦争を義務として覚悟を決めた人への尊敬、平和と豊かさを生きることの難しさなど
発言者
佐藤愛子
雑誌名
オール読物
発行日
2009年07月
ページ
146-153
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
11.
記事種類
タイトル
笑う門には… 80婆ァの笑い方
発言者
佐藤愛子
雑誌名
正論
発行日
2006年11月
ページ
31-32
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
12.
記事種類
タイトル
81歳の春
発言者
佐藤愛子
雑誌名
クウネル
発行日
2005年07月
ページ
126
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
13.
記事種類
タイトル
40代からの家とインテリアBOOK 佐藤愛子邸 古希を前に訳あって改築。高い天井が幼い頃の記憶と繋がる家
発言者
佐藤愛子
雑誌名
婦人画報付録
発行日
2004年07月
ページ
12-17
備 考
‖佐藤愛子[作家]家‖
14.
記事種類
タイトル
「家」の履歴書 434回 今思えば、鳴尾村で過ごした幼少期が“佐藤家崩壊”前の一瞬の静寂
発言者
佐藤愛子
雑誌名
週刊文春
発行日
2003年08月21日
ページ
110-114
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族、家‖
15.
記事種類
タイトル
〈手紙の文章教室〉 佐藤愛子 「こつ」なし
発言者
佐藤愛子
雑誌名
小説トリッパー
発行日
2002年03月25日
ページ
119-121
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
16.
記事種類
タイトル
私の週間食卓日記 194回 佐藤愛子
発言者
佐藤愛子
雑誌名
週刊新潮
発行日
2001年07月19日
ページ
62-63
備 考
‖佐藤愛子[作家]食‖
17.
記事種類
タイトル
荒ぶる一族「佐藤家の人々」 佐藤愛子の『血脈』が、ふにゃふにゃになった日本の家族に投げつけるもの ※佐藤紅緑と長男サトウハチロー、系図あり
発言者
佐藤愛子/木村博美
雑誌名
オブラ
発行日
2001年05月
ページ
204-207
備 考
‖佐藤愛子[作家]家族‖佐藤紅緑[作家,劇作家,俳人]家族‖サトウハチロー[詩人]家族‖
18.
記事種類
タイトル
追悼・遠藤周作 おもろうて、やがて悲しき
発言者
佐藤愛子
雑誌名
婦人公論
発行日
1996年12月
ページ
186-191
備 考
‖遠藤周作[作家]人脈、訃報‖佐藤愛子[作家]人脈‖
19.
記事種類
タイトル
人生は悲劇でも日々好日 だからユーモア小説を書く
発言者
佐藤愛子
雑誌名
新潮45
発行日
1993年11月
ページ
34-36
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖
20.目録
記事種類
タイトル
母親作家が子育て最前線をゆく 8回 子育ては不如意ながらもクリエイティブ
発言者
雑誌名
マザーリング
発行日
1981年06月
ページ
158-163先頭頁のみ表記の場合あり
備 考
‖佐藤愛子[作家]‖

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