大宅壮一エッセンス6 男の顔は履歴書

書誌情報

昭和51年  11月20日発行(1976)
著作者 大宅壮一
発行者 野間省一
印刷所 凸版印刷
発行所 講談社
12.9cm×18.2cm、本文214頁

 
目次

大宅壮一はこうして作られた
 顔は履歴書である

 “阪僑”罷り通る
   女房は京都、小僧は江戸
   “大阪弁エリア”
   “帰化大阪”小林一三
   財無くて大を成す
   典型的な“阪僑”たち
   大阪の最大の強味
   文壇の大阪人たち
   異色の学者とジャーナリスト
   わが世の春の芸能界
   「暖簾」と七色の“パンティ”
   阪僑代表チーム

 わが珍商売往来
   生まれた家は醤油屋
   合資会社の質屋の手伝い
   肩曳き車で醤油配達
   歩きながら書く文章
   フラフラと中学受験

 わが思春期
   色欲型と飲欲型
   地方ボスだった父
   兄を尋ねて遊廓へ
   十二枚綴りの秘画
   恋を感じた“十三詣”
   清浄だった中学時代

 レジスタンス派中学生
   天皇のいない国へ
   哀しき尻上り
   教会と留置場
   新案“間引き通学”

 わが無法者時代
   忘れられぬ米騒動の襲撃現場
   半玉をうけ出した若者たち


マスコミ無宿

 放浪交友記
   三高の同期たち
   東大の研究仲間
   フェビアン協会
   思想第一の新人会
   文壇に仲間入り
   翻訳製造株式会社
   左翼の巣になった自宅
   武田ファンが妻に

 私の転向技術論
   ヨーロッパ型と日本型
   天候観測民族の転向のパターン
   転向の両極

 私のマス・コミ生活


雑草教育のすすめ

 息子への言葉

 大宅歩の反逆と死

わが青春譜
 中学生日記抄
  大正四年 
    七月二十八日  十月 六日 十二月三十日

  大正五年
    一月十七日   四月十四日  六月三十日  七月十一日
    七月二十三日  九月 四日  九月 七日  十一月 六日

  大正六年
    二月 五日   五月十四日  六月二十六日  十月十日
    十一月 二日  十一月 三日

  大正七年
    三月十九日   五月十四日  六月十三日      六月十七日
    六月二十二日  六月二十七日  七月 X日  八月十三日

解説 「大宅壮一の素顔と真髄」(末永勝介)

大宅語録 「一億総白痴化・駅弁大学・恐妻……」(大隈秀夫)

エッセイ 「あなた、私はしあわせです」(大宅昌)
        夫・大宅壮一と私
        あの世へのたより
        おしまいに

大宅壮一年譜(西沢昌司)

大宅壮一著訳編書一覧



エッセンス5 多角的遊泳術

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